Camino de Santiago

Sep.-Nov.2017: El Caminoの日々報告

camino 4: Cizur Menor → Cirauqui

06:30 Arbergue de Maribel 出

14:00 アルベルゲMaralotx 着
38799歩

 

5時頃起きると、フランスおばさんのいびきがすごくて、隣のベッドの兄ちゃんが別の部屋に逃げ出していた。

 

本日の道程は、CizurからCirauquiまで。

 

Cizurを出て、真っ暗な野原や畑を進み、Zriguieguiの手前でようやく明るくなったので、ベンチに座ってオレンジを食べて休憩。
途中で抜かしたスペイン人のおっちゃんもハァハァ言いながら追いついてきた。

 

町中に入ると、ベラルーシ兄ちゃんが歩いている。
彼はここから出発のようだ。
昨日のアルベルゲでは早起きしていたが、明るくなるまではのんびりしてから出発しているのかな。
確かに暗闇は危険だけど、ライトを頼りにシンボルを探しながら歩くのは探検をしているようで楽しいよ。

 

町から30分くらいでペルドン峠に着く。
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標高が800m程度とあまり高くないためか観光スポットになっているようで、売店があるし、観光バスが1台乗り付けていた。
バスから出てきたオジサンが、「一緒に写真撮ってくれ」的な感じで言ってきたので、半ば強引ではあるがツーショットを撮られた。
他にも巡礼者いるのに、なんで私?
オレンジのカッパとうぐいす色のハーパンが目立ちすぎたのかな。
アジアンだからガキンチョに見えたからか。
それを見て、人とあまりつるまないベラルーシ兄ちゃんが珍しく笑っていた。

 

Reinaに入る手前で、バルに入って腹ごしらえ。
巡礼路はこのバル(レストラン、ホテル併設)の駐車場を通っており、他にも何組か入ってきた。
ちょうど日本でいうランチタイムだが、時間的にレストランが開いておらず、サンドイッチかトルティーヤしかなく、トルティーヤとカフェコンレチェを注文。
あまり期待していなかったが、このトルティーヤがすごくおいしかった。
絶妙な味付け。

 

Reinaに着くと、よく会うヒゲ面スキンヘッドの兄ちゃんと
「アミーゴ!」
と握手を交わした。
見た目は固そうなのに、意外とね。

 

その辺にいた団体客。
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Reinaでは、2ヵ所の教会でスタンプを押してもらった。
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1ヵ所目はオフィス内でおねぇさんが、
2ヵ所目は教会内のおっちゃんがスタンプの守人。
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昼を過ぎるとかなり暑い。
日陰は涼しいのだが、何もない所やブドウ畑の間を歩くので、直射日光が痛い。

 

ルーマニアから来たっぽいオッチャンが、ドカドカとブドウ畑に入ってブドウをちぎって食べている。
「ブドウ泥棒!」
と咎める人もいない。
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種類はよくわからないが、実はデラウェアより少し大きいくらいで、すごく甘い。
実離れが悪く、皮を噛んだ方が美味しいが、皮自体はかなり渋い。
まぁ、聞いた話によるとだよ。

 

今日はCirauquiまで。
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泊まったアルベルゲはドミトリー部屋が2部屋で、個室が2部屋くらいあるのかな。
11ユーロ/人。
晩飯をつけると+11ユーロ。
アルベルゲの下がバルになっているので、そこで食べるのだろうか?
それにしては狭そうだったが。
ちなみにこのバルには生ビールはない。
1.5ユーロで缶ビール。
男女別のトイレが1つずつ、男女別のシャワーが2つずつある。
自炊用キッチンは無い。
2Fのバルコニーに洗濯用のシンク、桶があり、そこに洗濯物も干せる。
まぁまぁきれいで、ベッドバグもいなかった。

 

近所にスーパー1軒、バル1軒。
スーパーは14時~18時までは閉まっている。


バルは16時半から開いているが、食事は19時からと言われた。
しかたがないので17時頃からビールを飲んでいたら、18時頃に晩飯を作ってくれた。
スパゲッティ4.5ユーロとディナーメニュー10ユーロ(サラダ、ステーキ、デザート)を2人でシェア。
デザートが不思議な食べ物で、見た目が牛乳プリンだが甘くないやつに、好きなだけクルミとハチミツをかけて食べる。
まぁほぼクルミとハチミツの味になっちゃってたけどね。