camino 9: Azofra → Redecilla del Camino
06:50 公営アルベルゲ 出
14:00 公営アルベルゲ 着
35743歩
2人部屋だったのでイビキもなく、グッスリ眠れた。
何でかわかんないけど、熊に襲われる夢を見た。
カミーノの道にはそんなもの出そうにないのに。
というのも、道中ほとんど野性動物を見ない。
鳥はチョイチョイ見るが、ハトもカラスもスズメでさえも珍しいくらい。
動物としてはウサギを1匹みただけ。
北海道ならこんな道絶対通りたくねぇってところでも、動物の気配も標識さえも無い。
確かに、見渡す限りほぼ森は見当たらない。
この地域は雨や栄養分が枯渇しすぎて森もできないのかな。
ブドウと小麦だけしかできないのか。
野性動物は駆逐されちゃってるのか。
本日の道程は、AzofraからRedecilla del Caminoまで25kmくらい。
いつも通り、シルエーニャまでの9kmには何もない。
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シルエーニャにカフェかバルがあるかなと思ってたけど、無かったので町外れの公園でビスケットをむさぼった。
次の町、サントドミンゴでは入ってすぐにカフェがあったので、そこでトルティーヤとカフェコンレチェを。
3.2ユーロ。
グラニョンあたりで岩相が変わった。
周りの景色は大して変わらないが、町の敷石が閃緑岩っぽいのに。
ここまでは堆積岩あるいは石灰岩ばっかりだったので、全然違う印象を受けた。
畑もブドウ畑ではなく、キャベツ畑が広がっているし、町中で水が出しっぱのところがあった。
Redecilla del Caminoの公営アルベルゲが今日の泊まり場。
5ユーロと安いが、シャワーがひどい。
水圧は弱いわ、お湯の出る時間が短いわ。
受付のある建屋には8人収容の部屋が2つかな?
トイレ2、シャワー2。
キッチンもあるので、自炊はできるが、すぐ隣の商店はお昼前後にしか開いてない。
ディナーが6ユーロで頼めるが、近くにバルがあるので、そこで食べようと思って頼まなかった。
その後、ホスピタレーロのオバチャンがどっかに行ってしまい、他のペレグリーノ達が困っていた。
一応、「上で休んでてっ!」っていうメモは残してたが。
することもないので16時頃にビールを飲みにバルに行ったが、バルにはキッチンらしいキッチンが見当たらない。
あらっ、飯食えるかな?
不安になってアルベルゲに戻ると、オバチャンが帰ってきてたので、晩飯を頼んでおいた。
晩飯はオバチャンが食堂の奥で一人で作っていた。
この晩飯のメインの鶏もも料理がけっこううまかった。
晩飯を頼みにアルベルゲに帰った時に、またログローニョのオッチャンがいた。
お互い、「また会ったな!」という感じで、言葉は通じないがバルで一緒に飲んだ。
明日の道や泊まる所の注意点を教えてくれた、のだと思う。
6~7割くらいは理解できたと思う。
ちなみに、オッチャンは65歳で、10/28頃に旅を終えるつもりらしい。
たぶん、今後も何回か会うんだろうな。
あと、さすが地元民だけあって、今日は4kmくらい近道をしたらしく、明日も3kmくらい近道をするとさ。