Camino de Santiago

Sep.-Nov.2017: El Caminoの日々報告

camino 28: Gonzar → Melida

07:14 アルベルゲCasa Garcia 出

15:30 アルベルゲO Apalpador 着
43786歩(total 1010636歩)

 

本日の道程は、GonzarからMelideまで32kmくらい。

 

本日も気分良く起床。

 

やっぱり歩いている人が多い。
タクシーで移動してくる人もいれば、団体でバスで来て、軽装で大きな町まで向かうようなツアーも3つくらいいた。

 

昼前にPalas del Reiに着き、何か食べようと思ってバルに入ると、食べる物はないと2軒で言われ、3軒目でようやくエンパナーダがあった。
トルティーヤより高いが、あまり美味しくはない。

 

そこから15kmくらい行くとMelida。
街の入り口あたりに観光案内所があり、Hola!と入ると、Hola! Que tar?とお姉さんに聞かれたが、よくわからずスルー。
5秒くらいしてふと思いだし、Muy bien!というとお姉さんも嬉しそうにSi!
観光案内所ではどこから来たのかをいつも聞かれるので、Japon! Japonese!と先回り。
するとお姉さんもPerfecto!と。

 

街の中心まではけっこう距離があって、中心手前にプルペリアと呼ばれるタコ専門店を2軒は見つけられた。
Melideの名物らしい。

 

本日の泊まり場は、アルベルゲO Apalpador。
10ユーロ/人。
アルベルゲが何軒か並ぶ通りの一番奥にあり、そのせいかお客さんが来にくいのかな、30人収容なのに客は我々2人。
通された部屋は4ベッド8人収容で、男女共同でトイレ1、シャワー1。
鍵付きロッカー有り。
洗濯機・乾燥機が1Fにあり、その横に手洗い場がある。
干場は部屋の窓外にひもが張ってある。
1Fの受け付け横にキッチンがある。
このキッチンはホスピタレーロ家族も使ってるっぽい。
近くにはバルなどもある。
プルペリアまでは500mくらいあるかな。
スーパーまでは300、400mくらいだろうか、何軒かある(たぶんシエスタ無しで開店している)。

 

晩飯はプルペリアEZEQUIELへ。
久々のメヌペレグリーノ以外の外食。
17時過ぎに行くと、店員さんが賄いを食べているところで、お店は閉まっているのかと思いきややってた。
注文をすればおっちゃんがタコをゆで始め、海老などは奥の厨房で油で炒めてた。
タコは1人前が8.5ユーロで、それだけあれば2人で飽きるほどあった。
他に、海老、マテ貝を1人前ずつ頼んだら、もうお腹一杯。
それぞれ11ユーロくらいだったかな、おいしかった。
スペイン人達はワインで食べてたけど、やっぱまずはビールだね。
250mlの瓶ビールが1.5ユーロ。
珍しくパンでお金を取るお店で、1ユーロ。

camino 27: Barbadelo → Gonzar

07:25 アルベルゲXunta de Galicia 出

13:34 アルベルゲCasa Garcia 着
34835歩(total 966850歩)

 

本日の道程は、BarbadeloからGonzarまで22kmくらい。

 

5500歩くらいの所にあるカフェで、朝飯にケーキとカフェコンレチェを。
他にもクロワッサンやエンパナーダもあった。

 

サンティアゴまであと100kmらしい。
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Montras辺りにあったカミーノ用品店。
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ごく小さな沢みたいな道を下るとPortomarinの町。
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Portomarinに入るには、けっこう高度のある橋を渡る必要があって、高所恐怖症の人にはきついらしい。
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この町は白塗りで統一されていてきれい。
ここまでは石積みの家が多い。

巡礼路自体は町の中心を通らないが、飯がてら中心の方へ。
観光案内所っぽい所で自分でスタンプを押し、隣のバルでトルティーヤとカフェコンレチェを。
スーパーで翌朝の飯を買って次の町へ。
ここ何日も同じ町に泊まっている、ボウズ姉ちゃんカップルにまた遭遇。

 

Gonzarにもガリシア公営アルベルゲがあるが、スペインの電話番号がないとWi-Fiが使えない(たぶん)ので、もう1軒のCasa Garciaが本日の泊まり場。
10ユーロ/人。
仕切りの無い2部屋に15個くらい2段ベッドが置かれており、男女共同のトイレ・シャワー部屋が2。
部屋を入ってすぐ右は、2Fの個室のシャワーが水漏れしてきて雨漏り状態。
「ベッドにはかからないから大丈夫」
みたいなことを言っていて笑えた。
洗濯機・乾燥機は5ユーロと言ってた気がする。
手洗い場は建物を出て30mくらい行ったところにあり、干場もそこ。
ドアを開けるとかぐわしい牛糞の香り。
レストラン、バルが併設。
他にも公営アルベルゲの横にレストラン・バルがあった。

camino 26: Triacastela → Barbadelo

08:11 アルベルゲRefugio del oribio 出

13:34 アルベルゲXunta de Galicia 着
31134歩(total 932015歩)

 

深夜のイビキファイトが少し笑えた。
2段ベッドの下段におばさん、上段に若い姉ちゃん。
おばさんがイビキをかき始めると、姉ちゃんが咳払いをしたり、ベッドをギシギシ言わせたり。
それが延々続く。

 

本日の道程は、TriacastelaからBarbadeloまで27kmくらい。

 

朝からラーメンに卵をのせて朝食に。
こっちで初めて牛乳も飲んだ。
コーヒーに入っているのは飲んでいるが、単独では初。
スーパーで常温保存できる牛乳とはどんなんだろうと思って。
不思議な味がして、おいしくはなかった。

 

Sarriaは大きめの町で、ここから歩き始めるペレグリーノも多いらしい。
確かにホテルやアルベルゲ、カミーノ用品店がたくさんある。

 

Sarriaを出ると、線路横を通る。
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バラストには蛇紋岩が使われてた。
この辺で採れるのかな?

 

ちょっと前に比べて、ほんと植生が変わった。
木に苔まで生えてる。
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岩相も変化した。
路傍の石垣がシリシックな深成岩で造られているものが多く、ペグマタイト的に粗粒なものもあった。
そういやgaliciaのモホンも花崗岩質だったな。

 

本日の泊まり場は、Barbadeloにある公営アルベルゲ。
運営はガリシア州なのかな?
Xunta de Galicia。
6ユーロ/人。
10人収容部屋に男女共同のトイレ1、シャワー2。
部屋はもう1つある。
部屋が2Fで、1Fはキッチン、男女別トイレ、リビング的な部屋。
キッチンはあるが、食器類、調理器具類は皆無で、レンジはある。
洗濯機、乾燥機有り。
手洗い場、干場は建物裏で建物の影。
建物は綺麗っぽく見えるが、味気ない感じ。
どこの国でも、お役所のやる仕事はお堅い感じなんだな。
近くにスーパーは無く、すぐ近くのアルベルゲ併設のレストランで飯を食うしかない。

 

16時頃から大雨が降りだした。
洗濯物を取り込みに行くのもためらわれるほどで、1時間くらいで止んだが、洗濯物はグッチョグチョ。

camino 25: Las Herrerias → Triacastela

07:15 アルベルゲLas Herrerias 出

14:58 アルベルゲRefugio del oribio 着
41803歩(total 900881歩)

 

最近、寝るのが早すぎて、深夜に目が覚めるので、何時間もベッドの上で考え事をしている。
昨日は19時頃に寝始め、23時頃に目が覚めて、そのまま4時頃まで眠れなかった。
たぶん、体力も付き、体も慣れてしまってるし、7~8時間程度しか行動していないので全然寝る必要が無いのだろう。

 

昨日考えていたのは、日本にもアルベルゲみたいなものがあれば良いのにと。
せめて四国お遍路の途上くらいにはあって欲しい。
そうすればもう少し歩き遍路も増えるんじゃないかな。
カミーノみたいにクレデンシャルみたいのがあって、それを持つ人しか泊まれず、歩きの人が最優先で、自転車の人も泊まれる。
料金は1000~2000円くらいで、キッチンがあってレンジ、炊飯器くらいは置いているとありがたい。
畳で雑魚寝、よりはベッドというマイスペースがあった方が良いかな。

 

御朱印帳は300円/寺で高いので、カミーノのように宿泊所、居酒屋、観光案内所、自治体などが自由にスタンプを作って、それをクレデンシャルに集める。
お遍路と同じ道を歩むが、御朱印帳にこだわらず歩き旅のテーマパーク的な感じ。
御朱印帳でお金を集めるお寺やホテル・旅館には嫌われそうだな。

 

「PROJECT Albergue」、いつかやりたいな。
個人じゃ到底無理だが、どんな団体・企業が賛同してくれるのかしら。
空き家の再利用としてもリフォームにもお金がかかるし、1400kmの行程の中に50~100軒くらいは欲しい。

 

管理は誰がするのか。
集落にボランティアを頼められれば良いが、外国人相手でも臆せずやってもらわなくちゃだし、人を雇ってたら低宿泊費にできなさそうだし。

 

あるいは、会社かNPOとしてどうにかやっていけるのであれば、全国的に旅人宿的なものが広がるかも。
そうなれば日本が旅人天国みたいになって楽しいのにな。
そうすればもうちょっと自由に生きる日本人も増えるんじゃないかな。

 

ちなみに韓国の大学は、兵役を含めて6年間の休学ができるらしく、多くの人が28歳で就職をするらしい。
確かに、休学してカミーノに来ているという学生さんによく会う。
日本の若者も旅をする環境があれば、旅をするのかな。
そんなこと考えもしない人ばっかりなのかな。

 

全然ビジョンは浮かばないけど、こういうことは理想を描いているときが一番楽しんだよね。

 

本日の道程は、Las HerreriasからTriacastelaまで29kmくらい。

 

雨。
まとまった雨は初めてかな。

 

Las Herreriasから、とりあえずは登山。
闇とカッパで視界が狭く、ずっと続く上り坂に辟易する。
途中、1270mの看板があったような。

 

たことの無いトカゲ(両生類系?)が道の真ん中でイチャコラしちゃってて、ライトを当てても逃げもしない。
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次の町に着くまでに5匹も見た。

 

最後の州、ガリシアに入った。
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ここからガリシア

 

Hospitalのバルで休憩。
トマトで味付けしたツナが入ったパイみたいなのとカフェコンレチェ。
パイみたいなのは3~4ユーロくらいで、けっこう高い。

 

昨日辺りからワンちゃんをよく見る。
どっかのバルの前に60kgくらいありそうなワンちゃんがウロウロしているが、ペレグリーノにはほとんど興味を示さない。
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この周辺だけで4匹いた。

 

今日の道は牛糞がすごい。
踏まずにはいられない、と言うと踏みたいみたいだが、踏まずには歩けない。
牛舎の近くに行くと、それの臭いだけじゃなく、お香を焚いたような臭いがした。
気のせいかなと思ったけど、何ヵ所でも匂ったし、なんだったら甘い臭いにも感じた。

 

Fonfriaを越えた辺りから雲がなくなってきて、山の西側は晴れて見晴らしも良かった。

 

Galiciaに入ってから、モホンがたくさん設置されている。
しかも残りの距離をm単位で表示している。
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ほんの少し動かせば一番下の桁まで表示する必要ないだろに。
ってか、ずいぶん精度良く表示してんな。
ほんまかいな。

 

Triacastelaにはアルベルゲがたくさんあり、決めかねたのでバルから出てきた地元のオッチャンに聞いてみた。
一番近いやつを言っただけなのか、おすすめを教えてくれたのかはわからないが、本日の泊まり場は、Refugio del oribio。
車の道路沿いで、巡礼路からはわかりにくいかも。
9ユーロ/人。
広めの部屋に7ベッド14人収容。
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男女共同でトイレ1、シャワー2。
廊下にもう1つトイレはある。
洗濯機、乾燥機があり、それぞれ4ユーロ、3ユーロ。
手洗い場は室内にあり、道路沿いに干す。
キッチンがあり、飲み物・スナックの自販機とコーヒー自販機がある。
100mくらいのところにスーパーがあり、夕方は16時からやっていた。
けっこういろんな物が置いてあるスーパーだった。
その向かいに薬局。

 

スーパーからメインの道側に入るとレストランがある。
ここのToday's daily menuは10ユーロで美味しいし、かなり量もあったので満足。
1皿目にパエリア、2皿目に牛タンシチュー、デザートにMacedonia(フルーツサラダ)を選択。
パエリアはオジヤっぽいが、いろんな具材が入っていておいしかった。
今日までにビーフシチューを2回食べたが、ここの牛タンシチューが今のところベスト。

camino 24: Cacabelos → Las Herrerias

06:41 公営アルベルゲ 出

14:15 アルベルゲLas Herrerias 着
39599歩(total 859078歩)

 

本日の道程は、CacabelosからLas Herreriasまで28kmくらい。

 

部屋を出ると、何かが燃えているような臭い。
近所で火事かとも思ったが、特に赤い光は見えない。

アルベルゲを出る時に、ホスピタレーロのお姉さんが「どこどこで火事みたい。」と言っていたが、場所がよくわからなかった。
外は煙が充満していて、降灰もある。
目に染みる。
こんなに煙が濃いんだから近くに違いない。
手拭いで口と鼻を覆い、テロリストのような出で立ちでカミーノを進む。

 

いつもより暗いというより、見通しが悪い。
8時になってもいっこうに明るくならない。

 

8時半過ぎで未だに暗く、Villafranca del Bierzoに着き、開いていたバルでカフェコンレチェとケーキで朝飯を。
店内ではテレビがかかっていて、まさに火事のニュースが流れている。
ガリシアのどっかで山火事?がおきているようで、けっこう大変な状態みたい。

 

外に出るとほのかに明るくなっていて、車を見ると灰が堆積している。
本来なら明るいはずの9時20分頃の状況。
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煙に青系の光が吸収されているのか、世界が黄色い。

 

この町以降は、谷筋に沿って車道横を歩く。

 

時間が経てど、明るさは変わらず、世界は黄色いまま。
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La Portela de Valcarceの町の様子。
12時頃。
南中している太陽は赤く見えた。

 

煙が晴れることもなく、本日の泊まり場Las Herreriasのアルベルゲへ。
7ユーロ/人。
男女共同のトイレ・シャワー部屋が2。
晩飯はベジタリアンメニューと言われたので断った。
朝飯も付けられる。
近所にバル、レストランはあった。
Wi-Fi無し。
洗濯機、乾燥機がそれぞれ4ユーロで、両方なら7ユーロ。
屋外に手洗い場があり、干し台もある。

 

町の入り口にあるバルのメヌペレグリーノは、8.5ユーロと安めだが、内容もおそまつ。

camino 23: Riego de Ambros → Cacabelos

07:06 公営アルベルゲ 出
15:20 公営アルベルゲ 着
39743歩(total 819479歩)

 

本日の道程は、Riego de AmbrosからCacabelosまで29kmくらい。

 

Riegoからは暗い中を下山。
雲がかかって全然星が見えない。
もう星の巡礼はできないのか。

 

降りた所がMolinasecaで、橋を渡ってすぐのバルが開いていたのでそこで目玉焼きとベーコンと煮豆とパンの朝飯を。
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8時過ぎ。
町の外れに88ヶ所との友好の碑みたいなのがあった。

 

Ponferradaはけっこう大きな街で、入ってすぐがお城。
そのちょっと向こうにツーリストインフォがあるので、そこでスタンプを。

広場に出て、カミーノはすぐに左折だが、広場を抜けて向こう側のバルで休憩。
カフェコンレチェを頼むと、ケーキが付いてきて1.1ユーロ。
この広場でアメリカのオヤッサン親子に遭遇。

 


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雲が多くなってきた。

こちらの碍子は透明なガラスっぽいのが多いな。

 

ちょいちょいシンボルを見失いながら街を出てCamponarayaへ。
ピザ屋で昼飯を食いながら、アメリカのオヤッサンが通るかを監視。

 

通った。

 

「今日はこの町に滞在するんだ。」
とオヤッサン。
「たらふく食ったから、もう少し歩いて消費しなくちゃね。」
と返事。
次の町まで行けば、確実にオヤッサンのイビキとはおさらばできる。

 

Cacabelosは長い町で、中心手前の小さな教会みたいなところでスタンプをもらって、おじいちゃんにほっぺたをすり付けられ、公営アルベルゲが良いぞ的なことを言っていた気がするので、本日の泊まり場は公営アルベルゲ。
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ここは町の中心から少し進んだところにあり、教会か修道院かの敷地内。
男女別にトイレ4、シャワー4。
洗い場も4で、その辺に干し台を広げて干す。
部屋は2人ずつの個室で、とりあえず1人ずつ通してた。
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隣とは壁で仕切られているが、上は筒抜け。
飲み物とお菓子の自販機がある。

 

スーパーなどが軒並み閉まっている。
日曜日だかららしい。
レストランも早く閉まるから、早く行った方が良いぞ、と香港のオッチャン。
町を散策した後で入ったバルも、18時前には客がいなくなり、18時が閉店のような雰囲気だったので18時過ぎに撤収。

 

宿までの帰り、雨に降られた。
そんな時期なのか、そんな場所なのか。

camino 22: Sta Catalina de Somoza → Riego de Ambros

07:03 アルベルゲEl Caminante

15:20 公営アルベルゲ 着
42747歩(total 779736歩)

 

アメリカのオヤッサン流石です。
イビキが響き渡っておりました。

 

本日の道程は、Sta Catalina de SomozaからRiego de Ambrosまで32kmくらい。

 

アルベルゲで朝飯を。
チョコデニッシュとカフェコンレチェで3ユーロ。
高いな。

 

町を出るあたりで、母娘が道がわからず止まっていたが、私達が進むとついてきた。

 

月は三日月くらいで、今日は天の川まで見える。
星の巡礼」とはこのことかと今日わかった。
石灰岩の道が月に照らされて暗闇の中に浮かび上がり、星を眺めながらカミーノを進む。

赤土の大地にわざわざ石灰岩の砂利をまいてカミーノにしているのは、月明かりでも道を区別しやすくしているのだろうかね。

 

次の町El Gansoで母娘の娘さんの方と少し話すと、彼女らはまだ 2日目で、サンジャンから22日目だと言うと驚いていた。
「そんなに歩いたら、身なりがもっと汚ならしくなるかと思ってた。」
と。
話していると共通点があり、2人でグータッチ。
「ウェー。」

 

Rabanal del Caminoでバルで休むアメリカ親子を追い抜き、町の出口で昨日会った日本人夫婦とまた会った。
本日3度目。
「今日はあと何回か会いそうですね。」

 

Foncebadonの手前から、ツアー的な感じでハイキングに来ているオバチャン達をたくさん追い抜き、町へ。
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町から少し行くと、カミーノフランチェスの最高点(1530m)であるイラゴ峠へ。
裸で寝るおっさん、ゆっくりくつろぐご夫婦、十字架のある石山に上って写真を撮る人と様々。
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そこからけっこう下って、El Aceboでお昼休憩。
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多くの人は入り口あたりのバルで休んでいるが、もっと下った所にアルベルゲ兼レストラン兼バルがある。
Meson el Aceboって名前だったかな。
13時半だけどメヌペレグリーノが食べれるので昼食に。
10ユーロで、パスタ(ベーコンとトマト)、鶏の煮たの、サンティアゴケーキなるものとビール。
昨日と比べるとずいぶんおいしかった。

 

本日の泊まり場は、Aceboから4kmくらい下ったRiego de Ambrosにある公営アルベルゲ。
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6ユーロ/人。
30人くらい収容で、男女別でトイレ1、シャワー1。
キッチンあり。
洗濯場、干場は庭に。
飲み物の自販機はあるが、壊れていてお金を入れても出て来なかった。
ホスピタレーロのオバチャンが1.5ユーロを返してくれ、プライベートの冷蔵庫を開けて、1L瓶のビールを3ユーロで売ってくれた。
近くにTiendaはあるが、到着した15時半頃には開いていなかった。
夜も開かない、とオバチャンに言われた。
キッチンにケーキやフルーツがあって、販売している。

Wi-Fiは無い。

 

カミーノと履き慣らしん合わせて600kmくらい歩いた現在の靴の状況。
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前回履いてたFuji Attack5よりも今回のFuji Trabuco5の方が、靴底は削れにくいかな。

指先の広さもTrabucoの方が広めな気がする。

防水機能を搭載したらしいが、雨が降ってないのでよくわからない。

蒸れやすくなった感じは無い。