Camino de Santiago

Sep.-Nov.2017: El Caminoの日々報告

camino 3: Larrasoaina → Cizur Menor

06:25 公営アルベルゲ 出

13:50 Arbergue de Maribel 着
29695歩

 

まだ太ももが筋肉痛だし、若干ひざも痛い。
日本縦断時には膝が痛くなることは無かったのに、今回は痛い。
なまった足にピレネー越えがきつかったのか、タイツがCW-Xじゃなくてmontbellのサポーテックになったせいなのか。

 

両方かな。

 

CW-Xをはいている時に膝痛になったことはないので、サポーテックのサポート力が格段に低いのだろう。
確かに、カミーノに来る前に20kmくらい歩いても痛くなったことがあった。

 

本日の道程は、LarrasoainaからCizur Menorまで。

 

朝は、皆5時頃に起きて、早い人は6時頃にアルベルゲを出ていた。
フランス人とイタリアーノのペアが最初で、イタリアーノ夫婦が次。
ヤポンスキー2人はベラルーシの兄ちゃんとゆっくり朝飯を食べて6時半頃。
マドリッド兄ちゃんが少し後に出て、北欧っぽいお姉ちゃんがまだ残っていた。
最後まで起きなかったのはイタリアーノねぇちゃん。

 

暗闇の中、森を進む。

7時半でこの暗さ。
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途中で見た道路の切通し。

泥岩と砂礫の互層のように見えるが、そんなことはどうでも良い。

日本ならこんな土砂崩れの起きそうな法面は、モルタルか何かでガチガチに固めてしまうだろうけど、この辺りは雨が少なくて土砂崩れも起きないのかな?
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Arreに着いたのは9時頃。
橋を渡ってすぐの教会でスタンプを押して、外のベンチで休憩。
通りすぎる人にテキトウに
「Hola!」
と言えば、ちゃんと返してくれる。
ここでイタリアーノ夫婦とマドリッド兄ちゃんに抜かれた。
イタリアーノ夫婦には今日だけで3~4回出会った。
Arreの町は牛追い祭りの準備なのかな?歩道と車道の境にゴツイ木の柵を設置していた。
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ArreとPanplonaは連続していて、いつの間にかPanplonaに入っていた。
町中にも巡礼路のシンボルである帆立て貝が至るところに表示されており、迷うことはなかった。

 

Panplonaの町では道路掃除が行われていて、水(香りのついた洗浄水っぽい)でゴミも汚れも全て洗い流していた。
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Cizur Menorにはお昼頃に着いたので、丘を上ったところにあるレストランで昼飯を。
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ベレグリーノメヌが10ユーロ。
前菜もメインも5種類くらいから選んで、デザートも3種類から選ぶが、前菜のスパゲッティボロネーゼとデザートのチーズケーキが旨かった。
出てきたワイン1本を最後まで飲んでいたら2時間も滞在していた。

 

出るときにカウンターにスタンプがあるとアメリカ人親子に教えてもらって押しに行ったら、Panplonaにあるナバラ大学の受付で押してもらったスタンプを羨ましがっていた。
あそこまでわざわざ入る人はいないのかな?

 

Cizur Menorの先は峠越えで、アルベルゲがある町まではさらに12kmくらい歩かなくちゃなので、今日はここでストップ。
日本で野宿なら余裕で進むのだが、アルベルゲのこともあるし、パトロンさんの疲れも考慮して。

 

レストランからアルベルゲMaribelはすぐで、10ユーロ/人。
10人くらい収容の部屋が4つある。
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部屋のすぐ横に男女別にトイレ3・シャワー3がある。
そこに有料だが洗濯機、乾燥機もある。
キッチンもついていて、飲み物の自販機もある。
キッチンの外には、手洗い用の洗濯スペースがあり、部屋の前に干場がある。
少し道を下れば、小さな商店があるらしいので、朝飯くらいは買っておけるだろう。
ちなみに、近くのレストランでは6時半から朝飯を提供している。